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NO.26 亡き母から相続した財産分与を原因とする不動産持分の移転を実現できた事例


【事  情】

 依頼者は、自身に持分2分の1がある土地建物に居住していました。その不動産は、元々は今は亡き母と、離婚した夫(依頼者の父)との間で共有になっていたもので、生前母から、離婚するにあたり夫の持分も自分のものとなることで話が付いていると聞かされていました。ところが、母の亡き後、依頼者の父に話をすると、「遺言でお前に持分を渡す」など言い、現時点では持分移転の履行をする意思を示しません。依頼者の父には後妻との間で子がいるなど、そのままでは相続の場面で複雑な状況になってしまうと考え、早急な解決を希望され、ご来所されました。


【解決までの経緯と結果】

 任意の話合いでは解決は難しく、訴訟を提起しました。訴訟には、不動産持分(400万円相当)のみならず、依頼者の母から父への貸付金(約200万円)もありましたので、合わせて請求しました。最終的には、貸付金の請求を放棄する代わりに、不動産持分を財産分与を原因として移転させる内容で和解を成立させることができました。


【今回の解決事例のポイント】

 依頼者の父と母との間で離婚に関する書面での取り決めはありませんでした。立証はなかなか難しい状況でしたが、状況証拠を中心として主張し、かつ、粘り強く交渉したことが奏功したと言えます。離婚・相続・不動産にまたがる案件には、専門的な知識が必要です。一人で悩まず、ぜひ弊事務所までご相談ください。 

当事務所で無事解決した事例の一部をご紹介させていただきます。


No.1 建物明渡し、未払い賃料の強制執行

No.2 土地を時効取得したと言われた事例(境界と時効の問題)

No.3 建物明渡し請求の事例

No.4 共有している土地の分割請求の事例

No.5 未払い賃料を早期回収した事例

No.6 早期に建物退去させた事例

No.7 土地の賃料増額を認めさせた事例

No.8 作業所の滞納賃料360万円を連帯保証人をつけて和解ができた事例

No.9 約1ヶ月で明け渡し及び未払い賃料の分割和解ができた事例

No.10 不動産売買に関するトラブル事例

No.11 賃料滞納により物件の明け渡しを認めさせた事例

No.12 賃料滞納により訴訟に踏み切り、任意の明け渡しを認めさせた事例

No.13 購入した不動産に居住し続けていた前住人を法的に退去させた事例

No.14 土地売却のため立退請求をされたものが、立退き不要になった事例

No.15 貸借人が賃料を滞納していて、督促しても支払わなかったものを解決した事例

No.16 建物明渡し請求 ⇒ 開き直った家賃滞納者への対応

No.17 建物明渡等請求 ⇒ 家賃滞納者へ支払いを約束させる合意を結ぶ

No.18 賃料請求 ⇒ 家賃滞納者への支払督促手続

No.19 建物明渡し ⇒ 賃料滞納者と連帯保証人との合意書を交わす

No.26 亡き母から相続した財産分与を原因とする不動産持分の移転を実現できた事例

No.27 家賃を滞納した賃借人に対して建物明渡しを求めた事例

No.28 所有建物のリフォーム工事のための隣地使用の承諾を得ることができた事例

No.29 自宅の外壁を補修するために隣地所有者に隣地への立入りについての承諾を求めた事例

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